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文化7年 1810年 と 屋号の話。 2010.8.5. |
昨晩は、さる社長さんと会食でした。 このお方は水産業を営んでおられ、TV、ラジオでもおなじみの名物社長さんです。(社長さん御免なさい!) このお方は4代目だそうです。 会話の中で"泉忠建設”の屋号を見られ、創業者の方がお名前に“忠”がつく方でしたか?とのお尋ねを受けました。 この機会に泉忠建設についてお話しておこうと思い立ちました。 よく「社長は何代目?」とお尋ねを受けます。 先祖が明治期に大工であり、各種建物や地車の建築にかかわったことが判っています。 私もこの職人さんの手による土蔵などの修復に何度も係りました。 残念なことに先祖代々とはいかず、世代が飛んで大工が存在してきました。 ここ50年は、父と私が住宅建築を中心に社寺仏閣など各種建築に取り組んできました。 江戸期にも大工がおり、その人による建物も残っており存在はしたであろうが詳細はよくわからないのが現状でした。 ところが昨年 近隣地の旧庄屋(国登録有形文化財)方からお仏壇の修復の依頼を頂きました。 (この件につきましては、次回機会がございましたらお話いたします。) さて着工となり解体していると「文化7年に建立」なる記述が出てきました。 「文化7年? いつの頃?」とポカンとしていますと、お施主さんが「確かこの建物が建てられたのも文化7年やったね! ちょっと調べてくるわ!」と、おうちの中に! 返ってこられて「ほらやっぱり文化7年やったわ!」と棟札を手にしておられた。 “棟札”には建築の年月日、施主名、大工の棟梁名などが記されているのが普通。 其処には、「樫井村 大工 小八」と我が家の先祖に名前があった。 うちの先祖もこのお家にお世話になっていたことや、見えない糸にて今回このお仕事に引き寄せられたか!と背筋が冷たくなるようでした。 併せて私どもの大工のルーツが文化7年まで確実にさかのぼれた事が嬉しくなりました。 さて文化7年とはいつか? 調べてみると1810年 うーん! 200年前!! <(_ _)> ちょっきり200年もご縁やね!と感心 しきり。 この期は歴史的には、江戸時代中期の分類になるそうです。 ちなみに今の龍馬ブームの時代 “ペリー来航”は、1853年です。 へー! それより40年以上まえです。 と言うことで 社歴200年と私は勝手に思うことにしました。 社歴に負けないよう これまでに増して精進していこうと思うところです。 そこで“泉忠”の屋号の件です。 この永い時間の中である世代の“忠太郎”なる人が分家しました。 この人の生業が大工でした。 大工の忠太郎から屋号が「大忠」となったそうです。 その次の代に青果業(全国各地から野菜など買い付け販売したそうです。)を創業し、その際 地域名を示すことも有り“泉州”から1字をとり「泉忠青果」という会社としたそうです。 その息子の先代が、建築業の許可を受けるのあたり「泉忠建設」としたそうです。 以上が私どもの屋号の由来です。 近しい方は皆さん「泉忠さん」とおっしゃっていただけます。 大変嬉しいことです。 〈あとがき〉 昨晩ご一緒した社長さんが息子さんをまえに、「屋号を大切に100年は続けてほしい!」とおっしゃってました。 まったく同感です。 屋号を大切にやってゆきたいです。 |
緊急情報です。 ご注意ください。 | 2010.4.21. |
業者さんから連絡がありました。 本日 近畿尼崎市大阪市内に白蟻の羽蟻が飛びました。 例年の例では来週には泉州地方でも白蟻が飛び交うことが予想されます。 お客様のお宅でも ご注意ください。 現在の薬剤の有効期間は約5年です。 |
白蟻の有無を確認すにはこのタイミングが重要です。 もし気になることがございましたらご連絡下さい。 OB顧客様は、無料にて点検させていただきます。 |
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あけましておめでとうございます。 旧年中はお世話になりました。 本年もよろしくお願いいたします。 さて新年はどのような年になるのでしょうか? 昨年は、未曾有の不景気を実感しました。 住宅産業も大転換の節目だったとお思います。 こんな時だから少しでも倹約したと思うのももっともです。 できる限り、価値のあるお金の使い方をしたいものです。 質実という言葉を今年の目標としたいと思います。 語彙は、「飾り気がなく真面目」との意味。 より真面目に仕事に向き合ってゆきたいと思います。 価値のあるものを、真面目にお届けします。 平成22年 元旦 株式会社 泉忠建設 代表取締役 奥 孝弘 |
耐震診断の続き 年始に耐震診断、耐震改築案 提出など お客様とのお話を続けてきた案件があります。 今週 最終のお打合せにうかがいました。 当該建物は本格日本建築でした。 耐震改築案は、分譲系の住宅と違って何をするにも大変。 壁をめくって、金物をつけて、クロスを貼って、はい!おしまいとはいきません。 少し変わっただけでも建物の風情は変わってしまいます。 今困っている訳でもないことに、まとまったお金を掛けるのも勇気の要ること。 良くなるlとわかっていても、僕も強く提案はできません。 また 私も生半可の気持ちで係ったらいけない業務内容であることも十分理解しています。 結局 「とりあえずこのままでいこうか!」との結論に。 あ〜難しい限りです。 2009.10.01. | |
私の近況や住宅を取り巻く状況を書きたいと思います。 景気のほうは真冬っていう感じですが、ただリフォームは何とか続いています。 それと少し動きがあるのは「耐震補強」です。 行政の積極的な取り組みもあり少し気になるのでしょうか? まず診断を行うと耐力不足があきらかになります。 でも実際 耐震補強を行うかといえば費用のこともあり、わずか診断を受けた方の数パーセント以下と言う 状況です。 いつ来るかわからないものに「予算」を組むのは難しいですね。 もし来れば大なり小なり被災することはわかっていても、その準備は、し辛いですね。 私たちはどのように建物に被害がおよび、倒壊していくかを実験したDVDを何回も見る機会があり 少しはその危機感はあるのですが・・。 問い合わせや耐震診断が、耐震補強に進んでいけばあの悲しい経験ををもう一回受けない人が 増えればいいと思う今日この頃です。 2009年5月 |
BacK | |
ここ数日ニチアスの問題が表面化し大変なことになっていますね! 「当社では、一切使用しておりません。どうぞご安心ください。」 この対応は、実はあたりまえの事です。 当社では、3,4年前から今回の問題を含みニチアスの様々な問題について情報を得ていました。 業界ではニチアスだけではなく色んなメーカー、商品に問題があるようです。 当社では、そのような商品は一切採用しません。 またそのようないい加減な企業ともお付き合いしない姿勢にて今日までやってきました。 「安ければ・・・」と思って採用したハウスメーカーが対応を公表していますが、あなた方も知らないはずはないでしょう!? 当社みたいな田舎の中小企業でも知っている情報を・・・。 これに加えて何にも考えず商品選定している建売業者や工務店においてはよりいっそう問題は深刻です。 その理由は、これまで何を使ったかも把握していない(理解していない)のが現実だと考えられます。 他社のことは良しとして、 当社では釘1本まで吟味して商品を採用しています。 泉忠建設の建物はこのようにしてお客様へお届けいたしております。 本物がお分かりになるお客様のため、自分が納得した住まい造りのため この姿勢を頑なに守っていきます。 取り急ぎ 大切なお客様へ「安心」をお伝えいたします。 2007年10月末日 株式会社 泉忠建設 奥 孝弘 |
熊取町 煉瓦館に当社製作「木組み模型」展示される。 | 2006.01.01. |
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昨秋開館しました 大阪府熊取町煉瓦館への展示品製作依頼を受け「木組み模型」を納品いたしました。 当該模型は神戸 竹中大工道具館にも展示されているタイプです。 当社の工事への評価により依頼を受けたことを嬉しく思うとともに感謝しています。 お近くにお越しの節は是非ご覧下さい。 ■ 熊取交流センター 煉瓦館のホームページ |
更新日 : 2006/2/6 |
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■ 只今建築中です。 瓦葺き・荒壁付けを完了いたしました。 岸和田市積川町 木造燻し瓦葺き2F建て 見学歓迎です。 ■ MAP
■ 写真は大きくなります。
■□ □ 完成披露会 開催いたしました。 昨年より工事させていただきました木造・瓦葺き住宅竣工が近づきました。 ごく短い期間ですがご覧いただけます. 玄関・お座敷は杉作り。赤杉が持つ心落ち着く空間をご堪能下さい. お気軽にお問合せください. ご希望のお客様には下記のご招待状遅らせていただきます。 ![]()
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